ANAメンテナンスセンターに行ってきた! その1
2010年 05月 20日
NHKハイビジョン特集で羽田空港の裏側を見て、やっぱり空港って楽しそう! と思っていたこのごろ。ANAのメンテナンスセンター見学ができると知り、早速応募! とっても人気らしく申し込み専用サイトを見ると、いつも満席。しかも平日しか実施されていないので、確実に行ける日を選ばないと大変ですっ! mさんといっしょに羽田空港ターミナル2のタクシー乗り場で待ち合わせ。モノレール駅からでも歩けるのですが、徒歩15分とあるし、雨降ったらいやだったので、乗車5分ですけどタクシー使っちゃう! 運転手さんに「スグですみません」といったら、「施設内なので大丈夫ですよ〜」と優しいお返事が。空港からの乗客がすぐ降車じゃ、お仕事になりませんもんね。
メンテナンスセンターは、空港敷地内でもずいぶん端っこにありまして。職員の方がいるようなオフィスの一角にあります。普通の企業の玄関ロビーと似ているのですが、そこには飛行機グッズがいっぱいの売店や、コックピットの輪切り(電車の運転席みたいな模型)があったりと、いかにも航空会社というカンジ。受付で申込時にもらった入館書を提示します。
受付でもらったものが、入館証とパンフ↓
さっそくぶら下げて、広い会議室のような部屋へ。部屋の壁際には、小型模型や映画『ハッピーフライト』のパンフ(イラストレーター・ソリマチ氏がデザイン!)など、いろんなグッズが展示されています。こちらでは、大きなスクリーンがあり、担当のスタッフさんが説明をしながら映像を見る仕組みになっています。冒頭では、ANAが全面協力した『ハッピーフライト』のティーザー映像を見せてくれました(なつかしい)。
わたしが興味を持ったのは、今年末あたりに登場予定のボーイング787に使われている機体素材。従来のボディは鉄で強度を保つために重く、2重にしているのですが、B787はカーボン素材なのに従来の強度が保てる優れもの。同じ大きさのものが置かれていたのですが、片手でもっても軽いとわかります。それだけ燃費もよくなるし、とりわけ客室内がより広くなるかもしれません。さらにANAのB787は窓も大きくつくられているそうで、NYへ行くときはラッキーならオーロラを見る確率が増えるってことです♪
クイズ形式に飛行機についての構造などを説明してもらい、クイズに正解すると記念品がもらえます。わたしは、クリップをゲット。そうそう、パンフを入れるためにもらったファイルも、回りを切ればクリアファイルになる、プラスチック製のバッグでした。これも、カワイイのでそのまま切らずにしています。
さて、室内での説明が終わった後は、いよいよメンテナンス工場へ!
すごく広〜〜〜〜い工場です。そして、凄い音!
上から見るだけでなく、ちゃんと地上まで降りることができます。担当さんを先頭に、ぞろぞろと…。
お! 1機がメンテナンス中です。さすがに作業中の機体へは近づけませんが、きっと『ハッピーフライト』の田中哲司のような整備士さんたちがいるに違いない(笑) 午前中だからか、それほど整備士さんたちを見かけませんでした。映画を見た人ならわかるかもしれませんが、部品などは持って帰ってはいけません!
エコノミーのイスがズラリと。このままキャビンに持って行けそうなカンジですが、イスの色が違うし、薄っぺらい。あとからクッションをつけるのかな? 手前にあるイスは、プレミアシートかな。
こちらはタイヤ置き場。ズラーッと大きなタイヤが並んでいます。
飛行機は前に進むだけなので、曲がる必要もないので横溝がありません。なるほどね〜。
だだっ広い工場内は、この三輪車で移動が基本のようです。しかもピンクなの。道具を持っていくので、三輪車ってことですね。合理的。
・・・・さて、いよいよ機体が登場です!
思ったよりいっぱい書いてしまったので、つづく・・・
by matc_tomo
| 2010-05-20 22:05
| 普段のできごと