大科学実験@NHK教育
2011年 04月 11日
先日、会社で同僚たちと福島原発の窒素ガス対応や水漏れをどうやって防ぐか、という話をしていたときに、ふと「深夜放送のときの『鉄腕DASH!』みたい」と思ったんです。いまは日曜日のゴールデンタイムに放送していますが、『鉄腕DASH!』はもともと実験番組で、「人の声で紙が破れるか」とかそんなことをあの5人が、チャレンジしていたんです。いまでもソーラーカー日本一周とか、大きなスーパーボールをつくってどこまで飛ばせるか、など深夜番組とは違うちょっと大がかりな企画になってしまいましたが、基本は同じなんですよね。DASH村も地図に載せることができるのか、ということが始まった企画ですが、いまやメンバーの憩いの場のような感じになっています。
さて、前置きが長くなりましたが、そんな話をしていると、先輩からもっとスゴイ番組があるよ、と教えてくれたのがNHK教育の『大科学実験』。10分番組なんですけど、超まじめに、だけどわかりやすく科学の実験をしているんです。
先週は「音の速さを見てみよう」でした。音の速さを「見る」!? どうやって? と思うでしょ。それが超アナログ。数メートル間隔に旗を持った人を配置し、音が聞こえたら旗を上げる仕組み。100メートルごとに旗の色を変え、どこまで聞こえたかがわかるようになっています。しかし、それって・・・(大笑)。しかも、音は遠くになるにつれて聞こえなくなるので、音の種類も3回、シンバル、オペラ歌手、ビッグホーン(船の汽笛みたいなヤツ)を用意し、どこまで聞こえるかにもチャレンジ。最後に旗を上げた人の時間を計って計算をします(みんなが一斉に上げるようにちゃんと旗を上げる練習までします!)。
ときどき、前の人が旗を上げているのに後ろの人が旗を上げていなかったり、実験隊の衣装にみんなフードをかぶっているのですが、音がフードで邪魔されないのか?とツッコミどころが満載の実験。
で、(アナログながら)ちゃんと距離と時間を計算し(距離÷時間ですね)、実験した3回とも音の速さがほぼいっしょ、という結論を導きだしました! これは、まぢスゴイ!
そして、このアナログ感をさらに盛り上げるのが、細野晴臣氏のナレーション。「●●なんだよね」みたいにユル〜く語っているのがミソ。もう、ツボです♪
教育番組ではありますが、笑って見られる楽しい番組です。気づくのが遅かった・・・orz
先週から再放送中。もちろん、毎週録画予約をHDDに入れてます☆
by matc_tomo
| 2011-04-11 16:39
| テレビと映画