スポーツと文化
2014年 05月 21日
開催まで1か月を切ったブラジルワールドカップ。Numberでは徐々に盛り上げる特集が出てくるわけで、今号もそのひとつ。
ただ今回はその特集ではなく、後半にあるクルム伊達公子さんの記事です。インタビュアーは、金子達仁さん。この4ページの記事を読んで、続きが読みたいと思ったというか、もっと掘り下げて、伊達さんが記事で触れていたことについて聞いてみたいと思ったから。
記事は今後のローランギャロスやウィンブルドンのことを語っているわけでなく、テニス全体の話。おそらく4ページ以上の内容があるであろうインタビューだっと思いますが、小気味よくまとめられています。
だからこそ、その続きが読みたいと思ったワケですけど。
スポーツの文化について触れているのですが、読んでいて、ある方と話した音楽と文化のことを思い出しました。
日本には世界で活躍するミュージシャンが多くいても、世界的にヒットするとか、欧米のミュージシャンやシンガーのような人はいないという話で、その理由は・・・と行き着いたところが「文化」でした。
今回、伊達さんも日本におけるスポーツのありかたを「文化ではないから」と語っています。欧米ではテニス(もしくはスポーツ)を文化ととらえ、そこに根付くものがあるから長く続くといいます。
音楽とスポーツとジャンルが違っても、行き着くところが文化というのが面白いと思ったわけで。
日本には女子プレーヤーだと伊達さんや杉山愛さんなど多くのプレーヤーを輩出し、いまも森田あゆみさんなどが活躍してます。が、依然として女子プレーヤーの代名詞的存在は伊達さんで、ランキングでも、かつて4位まで上がった伊達さんを超える選手はいません。女子も混戦とはいえ、中国のリー・ナ(2014年5月20日付けで2位)がいるのでアジア人がランキング上位を狙えないということはないハズなのです。
伊達さん、愛ちゃんに続く選手が出てこないのはなぜか。
記事でも伊達さんが触れていますけど、勝つために、ランキングを上げるためのフィジカルだったり、メンタルをトレーニングするための環境はあると思います。それだけではなく、伊達さんが語っているスポーツを文化とするために必要なことは、なにか。そのことについて、もう少し伊達さんが考えることを読んでみたいなーと思ったのです。
スポーツを文化にすること。この4ページには、とても大きな宿題を出されたような気持ちです。
ただ今回はその特集ではなく、後半にあるクルム伊達公子さんの記事です。インタビュアーは、金子達仁さん。この4ページの記事を読んで、続きが読みたいと思ったというか、もっと掘り下げて、伊達さんが記事で触れていたことについて聞いてみたいと思ったから。
記事は今後のローランギャロスやウィンブルドンのことを語っているわけでなく、テニス全体の話。おそらく4ページ以上の内容があるであろうインタビューだっと思いますが、小気味よくまとめられています。
だからこそ、その続きが読みたいと思ったワケですけど。
スポーツの文化について触れているのですが、読んでいて、ある方と話した音楽と文化のことを思い出しました。
日本には世界で活躍するミュージシャンが多くいても、世界的にヒットするとか、欧米のミュージシャンやシンガーのような人はいないという話で、その理由は・・・と行き着いたところが「文化」でした。
今回、伊達さんも日本におけるスポーツのありかたを「文化ではないから」と語っています。欧米ではテニス(もしくはスポーツ)を文化ととらえ、そこに根付くものがあるから長く続くといいます。
音楽とスポーツとジャンルが違っても、行き着くところが文化というのが面白いと思ったわけで。
日本には女子プレーヤーだと伊達さんや杉山愛さんなど多くのプレーヤーを輩出し、いまも森田あゆみさんなどが活躍してます。が、依然として女子プレーヤーの代名詞的存在は伊達さんで、ランキングでも、かつて4位まで上がった伊達さんを超える選手はいません。女子も混戦とはいえ、中国のリー・ナ(2014年5月20日付けで2位)がいるのでアジア人がランキング上位を狙えないということはないハズなのです。
伊達さん、愛ちゃんに続く選手が出てこないのはなぜか。
記事でも伊達さんが触れていますけど、勝つために、ランキングを上げるためのフィジカルだったり、メンタルをトレーニングするための環境はあると思います。それだけではなく、伊達さんが語っているスポーツを文化とするために必要なことは、なにか。そのことについて、もう少し伊達さんが考えることを読んでみたいなーと思ったのです。
スポーツを文化にすること。この4ページには、とても大きな宿題を出されたような気持ちです。
by matc_tomo
| 2014-05-21 01:14
| └テニス