山口晃展 東京旅ノ介に行ってきました
2011年 01月 03日
年末のことですが、12月28日の初日に銀座三越で開催中の「山口晃展 東京旅ノ介」に行ってきました。夕方に銀座へ向かい、5時頃に三越に到着。8階の会場のフロアにエスカレーターでいくと、係の方に「よろしかったら、お寄りください」とチラシを。この展示会が目的なのです〜と思いつつ。事前に伊勢丹のiカードを提示すると入場料が無料と聞いていたので、チケットブースで提示。一般500円でも安いのではと驚いていたのに、無料とは!?
さて、かつて画伯が描かれた日本橋三越の作品が入口に飾られ、そこから東京のちょっとした小さな旅が始まります。画伯の案内イラストも味があってステキです。ゆったりと展示された作品をじっくり、ゆったりと眺めることができて嬉しいのですが、初日だからか人もまばらで大丈夫なのかしら、と心配になったり。街を描いた作品では、現代と江戸時代が入り交じっているので、絵を拡大して「○○を探せ」をやりたい気分ですよ。
ワクワクしたのが「露電」。ゆかりのある谷中を回る小さな路面電車をモチーフにしているもので、狭い道事情の下町をスイスイ走れるデザインがすごくキュート。実寸の模型展示もあって、中に入ることができるのですが、入ると「狭っ」(笑) 腰かけがありますけど、立っていたほうがラクなんじゃないかなぁという感じです。どこか懐かしいと思ったのは、近所を走る世田谷線の昔のモデルに似ているからかも♪
さらに東京のビル解体がもったいないので、移し替えちゃえ、といった提案圖や、東京駅の提案圖がニューヨークのグランドセントラル駅の入口部分を思い起こさせるもので、「ほほ〜」と楽しんできました。川のある暮らしも、ちょっと面倒だけど面白そう。楽しさと環境を考えた(?)画伯の東京がとてもステキでした。
奥に進むと旧作がズラリ。個人的には京都の「さて、大山崎」で見た「最後の晩餐」を再び見られてすごく嬉しかったです。「〜大山崎」ではちょっと高めのポジションで展示されていたのですが、最後まで見ていたかった作品。画伯の作品はとても緻密で、見ていて飽きないんですよね。見れば見るほどいろんな発見があって。今回は目線の高さでの展示だったのもよかったです。ギフトショップでポスターが販売されていたのでゲットしました(2500円)。ハガキでもよかったのですが、なぜか右半分の部分しかハガキになっていなくて、店員さんに聞いたら「最後まで展示されるか決まらなかったから」とのことでしたが、一度に刷ればよかったのでは・・・?(ま、いいか)
「日清日露戦役擬畫」はちょうどNHKの『坂の上の雲』の第2部を観終えたばかりだったので、ドラマとシンクロさせたりして。
日経新聞に連載されたエッセーも、画伯ならではの視点というか、感じ方でクスクス笑いながら読んでいきました。画伯が好きだという「透明波板」を使った休憩エリアがあったのだけど、ちょっと気づきにくかったなぁ。残念。「〜大山崎」でも見かけた電信柱のこだわりにも大笑い(いい意味ですよ)。実寸模型まで! とても楽しい展示会でした。
1月10日までなので、もう一回行きたいなぁ。
by matc_tomo
| 2011-01-03 21:03
| アート





