芝居『冬冬(とうとう)』を見にいく
2004年 12月 23日
今日初日を迎えた『冬冬(とうとう)』という芝居を見に行った。小野寺 丈さんが主催するJOE Company Another Playの作品で、出演者は小野寺さんのほか、三浦浩一さん、岡元あつこさん、矢口容子さん。4人で短編6編を演じ分けていく構成だ。
第1幕に登場したある夫婦の話が、第2幕から最終幕までビミョーに絡み合っていくストーリー展開がおもしろい。役者4人がシーンごとに同じ役を演じるわけでなく、計12人のキャラクターを演じ分けていき、物語が進んでいく。
1編15分〜20分くらいの短編で、登場人物は2人。それなのに、程良い緊張感と作品の持つパワーがものすごく、グイグイと引き込まれてしまう。短編ひとつごとの完成度がとても高い。笑いを誘うセリフを多数織り込んでいても、物語の底辺にあるのは「愛」である。第1幕の夫婦の愛が、時代、形を替えながら第6幕で実を結ぶ。
とりわけ小野寺さんの変幻自在というか、体当たりの演技が、今まで『ホテル』シリーズしか知らなかったので、こんなにユーモアで、感情豊かとは。犬まで演じたのには驚き! グラビア系と聞いていた岡元あつこさんも、幽霊からロボットまでを見事に演じていました。実力がなければ、きっと小規模の芝居は乗り切れないと思うのだが、この4人に関しては心配無用。芝居の世界観と、役者のノリが見事に融合した作品だと思う。
舞台は28日まで行われているので、興味がある方はぜひ。下北沢・「劇」小劇場で公演中。
公式サイトhttp://www.honda-geki.com/gekisyogekijo.html
第1幕に登場したある夫婦の話が、第2幕から最終幕までビミョーに絡み合っていくストーリー展開がおもしろい。役者4人がシーンごとに同じ役を演じるわけでなく、計12人のキャラクターを演じ分けていき、物語が進んでいく。
1編15分〜20分くらいの短編で、登場人物は2人。それなのに、程良い緊張感と作品の持つパワーがものすごく、グイグイと引き込まれてしまう。短編ひとつごとの完成度がとても高い。笑いを誘うセリフを多数織り込んでいても、物語の底辺にあるのは「愛」である。第1幕の夫婦の愛が、時代、形を替えながら第6幕で実を結ぶ。
とりわけ小野寺さんの変幻自在というか、体当たりの演技が、今まで『ホテル』シリーズしか知らなかったので、こんなにユーモアで、感情豊かとは。犬まで演じたのには驚き! グラビア系と聞いていた岡元あつこさんも、幽霊からロボットまでを見事に演じていました。実力がなければ、きっと小規模の芝居は乗り切れないと思うのだが、この4人に関しては心配無用。芝居の世界観と、役者のノリが見事に融合した作品だと思う。
舞台は28日まで行われているので、興味がある方はぜひ。下北沢・「劇」小劇場で公演中。
公式サイトhttp://www.honda-geki.com/gekisyogekijo.html
by matc_tomo
| 2004-12-23 02:41
| テレビと映画