阪急電車
2011年 03月 08日
随分前に買っていたのに、ずーっと本棚に眠っていた「阪急電車」。
映画化になるという話を聞いて、やっとページをめくりだしたら一気に読んでしまいました。
雑誌に連載されたエピソードに、書き下ろしが加わったもので、タイトルどおり阪急電車の宝塚駅から西宮北口駅までの各駅で起こる(電車内)エピソードを、ビミョーに次の駅にかかる乗客を絡ませて描いた群像劇です。
ひと駅ごとにエピソードが替わるので、1駅分が短いので読みやすく、ほかの駅に登場する人物が途中下車してきたり、また乗ってきたりして、それぞれのエピソードに絡んでくる立体的展開も面白いし、また、そのときの後日談がちゃんとわかるようになっているのも楽しい。
中でも、女子高生えっちゃん(あとがきによれば、アレンジはしていたものの実話らしい)や、結婚秒読みから大どんでん返しをくらったキャリアOLのエピソードが気に入っています。映画では、キャリアOLを中谷美紀さんが演じてるようで、想像しやすい! えっちゃんは有村架純さん(ドラマ「SPEC」で野々村係長と不倫をする婦警)。ほ〜。
ライトで読みやすいけど、ちょっとホロリとさせられるところもある本でした。
by matc_tomo
| 2011-03-08 22:54
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