忠臣蔵観劇で「しほみ饅頭」を買ってみました
2011年 12月 11日
ついに念願の歌舞伎デビューをしてきました。
演目は、「元禄 忠臣蔵」で、大石内蔵助と徳川綱豊を中村吉右衛門丈が演じています。これを選んだのも、吉右衛門さんという馴染みのある役者さんだし、予習しなくても大丈夫な忠臣蔵ということだったのです。ブロードウェイでも日本でも舞台は見ていますが、こと歌舞伎となるとやはり独特の雰囲気があって違いますね。比べちゃなんですが。
で、演目が忠臣蔵なので、売店にはちなんだ商品が並びます。切腹最中にも惹かれたのですが、あずき好きでも最中の甘さがニガテなので、「しほみ饅頭」をゲット。
フタを開けると・・・
お上品なパッケージです。
お店のしおりを読むと、赤穂の塩を生かした菓子を浅野内匠頭が御用菓子司に命じてできたのが始まりのようです。お茶うけにしたり、将軍家や宮家に献上されたそうで、討ち入りのあとは大石饅頭として重宝されたとか。歴史を感じさせるお菓子なんですね。
わりと小さめのお饅頭・・・と手に取ると硬め。ん?
食べてビックリ。落雁のような食感で、中に餡が入っています。だから賞味期限も「生菓子」なのに12年1月4日までなのね。お饅頭というと、蒸かしたいつもながらのお菓子を浮かべていましたが、とても意表をつかれた感じです(笑)
塩を生かしたといわれているだけあり、甘さの中にもしっかり塩味があります。そのバランスが絶妙です。濃茶といただくといいかもしれません。さすが、浅野内匠頭。
by matc_tomo
| 2011-12-11 00:38
| おいしい日々