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『阿修羅城の瞳』を見ました

『阿修羅城の瞳』を見ました_b0064461_17452987.jpg劇団☆新感線の舞台を映画化したものです。2000年(03年再演)版で主演した市川染五郎を主演に、相手役は宮沢りえちゃんが務めています。

鬼と人の戦いが行われている江戸で、鬼殺しの異名と持つ剣豪・出門(いずも)と、恋をすると鬼の王・阿修羅となる運命を背負った女・つばきの恋物語です。

歌舞伎俳優である市川染五郎丈ですが、テレビドラマのしょーもない兄ちゃんばかり見てきたので、ちょっと新鮮でした。彼は舞台俳優を生業とする青年役なので、見得を切るシーンや歌舞伎独特の声色を使ってセリフをいうのを聞くと「あ、歌舞伎俳優だったんだねぇ」と感心しきり。彼にとってはこっちが本業なのでしょうけど。着物姿、立ち居振る舞いも、ほかの俳優さんとも違う艶があり、惚れました♪ ちなみに、芝居小屋のシーンは、香川県の金丸座で撮影されているので、迫力が違います。

相手役のりえちゃんは、恋をすると鬼になるという(!)女性を演じています。先の見えない自分の運命に怖がるつばきと、阿修羅王となったときの表情を見事に演じ分けていて、彼女の凄さを楽しみました。華やかさもあって、彼女も見せ方とかをわかっている人ではないかなぁ。ちょっと殺陣のシーンでもたついたのは気になりましたけど。

スティングが歌ったエンディング「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」もよかったです。

映画は4月16日から全国公開されます。
by matc_tomo | 2005-03-03 18:13 | テレビと映画

見るだけテニス部、コーヒー同好会、ハンドクリーム部。週末は飛行機・電車に乗ってあちこちおでかけしています。お気に入りはニューヨーク、サンフランシスコ、パリ、台北、ソウル、釜山など。国内はライブ遠征を中心にあちらこちらへ。


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