ブルータス「西洋美術を100%楽しむ方法。」
2007年 04月 05日
【 西洋美術を100%楽しむ方法。】
3月20日から、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「受胎告知」を中心とした特別展『レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の実像』が、東京国立博物館で始まります。「受胎告知」をはじめとする宗教画には、実は多くの決まり事が存在しています。絵の読み解きからキリスト教への知識を深めるのも、面白い試みです。今号特集は、西洋絵画を100%楽しめていますか? ダ・ヴィンチ伝説にも迫ります。
昨日なにげに書店にいったら、ど〜んっと積まれた「ブルータス」が。しかも特集が「西洋美術を100%楽しむ方法。」とは、買わないわけにはいきませんっ!(笑)
未だに東京国立博物館へ出向けてませんが、話題のダ・ヴィンチ「受胎告知」のほか、キリスト教主題の絵画を中心に、世界にあるダ・ヴィンチの絵画の場所巡りまでしています。
特集記事では、Q&A方式をとって、作品の見方、ナゾなどをフィーチャー。これはすごくわかりやすいし、その要点を覚えていけばいいわけです。なにせ、短い時間で鑑賞せざるを得ない状況では、色彩、構図など納得できるまで見ているわけにもいきませんからね。
しかも、重い解説書を読むよりも、こういう軽めに解説してもらったほうが、こちらもラク(笑) 美術の授業よりも、遊びながら覚えていくような感覚に近いです。付録には、キリストの生涯を追った絵画の解説もしています。
宗教画が好きなわたしとしては、大満足な一冊です♪
扉ページには、74年に「モナ・リザ」が来日したときの長蛇の列の写真を使っています。ダ・ヴィンチって、行列を作る画家だったんだな〜(笑)。今回も、雑誌やテレビで報道されていたりするので(まぁ、門外不出の箱入りが来日ですから)、どれくらいの行列になるか不安ですが、様子を伺いながら見に行きたいと思います!
by matc_tomo
| 2007-04-05 01:15
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