暑気払い@分けとく山
2008年 08月 15日
月いち美食会8月編です。
今回は和食ということで「分けとく山」さんへ。お盆シーズンでも「休みはありませんよ〜」という野崎さんと会話ができるカウンターを予約。二巡目の8時半スタート。
3人の中で一番最後についたわたしは、席に着くとYが2種類のお醤油をなめていました(笑) 何事か? と思ったら、栃木にある蔵元が作るお酢をsちゃんが入手していて、その蔵元が作るお醤油がお店にあったので、その味見でした。蔵元とはいっても、家族が細々と手作りで丁寧に仕上げているので、市販はされていないんだそうです。口コミってヤツですね。塩がちょうどいいというか、角がない、まろやかなお醤油でしたよ。
さて、最初は泡でかんぱ〜い!
お料理は、夏らしく涼しげなメニューから。海草を練り込んだ素麺とスッポンの煮こごりを、鮑の殻を模したガラスの器で。スッポンとは久しぶり。海草の素麺もすごく香りがして、おいしい。スッポンは、お肉もやわらかくて煮こごりは、すーっと溶けていく感じ。
それから、器いっぱいに氷を敷き詰めて出されたお皿は、レンコンにクジラ肉(ベーコンかな?)を挟んだものや、クルミ味噌で食べる桃、タコの煮こごり、クラゲの酢の物などが並びます。酢味噌のレンコンは、シャキシャキ感にクジラ肉の甘さや油がちょうどいい感じ。タコはうま味がギュッと詰まっていました。
そして、またもや野崎さんとお醤油の話が!(笑)
お造りのときに出されたお醤油のほかに、野崎さんの出身地・福島で作られているというお醤油を。濃厚な紫色なのですが、まろやかなんですよ。お造りは、太刀魚や鮑などでしたが、福島のお醤油がとても合うんです。お醤油って一口に言ってもいろいろあって、おいしさも違う。こんなにもお魚の味を引き立てるとは…。
東と西ではお醤油の味が違う、という話をしつつ、西側の蔵元が作ったお醤油もなめさせてもらいましたが、すごくしょっぱい。へ〜と唸りっぱなしのわたしたち(笑) すると、突然「タケノコ」の小鉢が登場! 「タケノコ!?」と驚いていたら、鹿児島で夏に採れる夏筍というのがあるそう。最初はそのままで、ということで少しあぶられた筍をつまむと、あら、不思議、トウモロコシのような甘みがあるお味! 苦みもないし、春のタケノコとは全く違う味で、とてもおいしいです。カリカリ梅とお醤油を和えた特製タレにわさびを混ぜたものをつけながらいただくと、これまた酸味と甘みが調和して違う味わいになります。ほ〜。
さらに、アワビが続きます。焼きアワビは、アワビが見えないほど海苔が掛けられ、肝をのばしたタレといっしょに。お刺身はコリコリしていましたが、コチラはとても柔らかく、日本酒(月の桂・にごり酒)が進みますっ! アワビ好きとしては、も〜、満足ですよ。
お肉は、サッとあぶった程度の牛肉と茄子。葛寄せ(っていうの?)が乗っている一品。葛なので、すーっと口の中で溶けるのですが、お肉と茄子をいっしょに食べると、また口の中でとろけます。
最後にお食事は、定番の土鍋で炊いたご飯。今回は山椒とじゃこ。山椒は実のままなので香りもいいし、食べると清涼感ある辛さが広がります。ご飯はシャリシャリというのか、しっかり粒が立っているご飯で、お代わりもすんなりと(お漬け物もお代わりしてしまいました・笑)。
すっごく満足〜と浸っていたら、デザートにフルーツのゼリー寄せが。スイカ、メロン、梨などがゴロゴロっと入ったゼリーです。
←唯一撮った写真!
すっかり他のお客さまがいなくなり、最後においとましたのですが、お店ならではのお見送りは、野崎さんほか、板さん全員から。タクシーに乗ったのですが、車が動き出すと一斉に頭を下げてくださった姿は壮観でしたよ。ありがとうございますっ!!
また、最後までいようか、なんておもっちゃった(笑)
今回は和食ということで「分けとく山」さんへ。お盆シーズンでも「休みはありませんよ〜」という野崎さんと会話ができるカウンターを予約。二巡目の8時半スタート。
3人の中で一番最後についたわたしは、席に着くとYが2種類のお醤油をなめていました(笑) 何事か? と思ったら、栃木にある蔵元が作るお酢をsちゃんが入手していて、その蔵元が作るお醤油がお店にあったので、その味見でした。蔵元とはいっても、家族が細々と手作りで丁寧に仕上げているので、市販はされていないんだそうです。口コミってヤツですね。塩がちょうどいいというか、角がない、まろやかなお醤油でしたよ。
さて、最初は泡でかんぱ〜い!
お料理は、夏らしく涼しげなメニューから。海草を練り込んだ素麺とスッポンの煮こごりを、鮑の殻を模したガラスの器で。スッポンとは久しぶり。海草の素麺もすごく香りがして、おいしい。スッポンは、お肉もやわらかくて煮こごりは、すーっと溶けていく感じ。
それから、器いっぱいに氷を敷き詰めて出されたお皿は、レンコンにクジラ肉(ベーコンかな?)を挟んだものや、クルミ味噌で食べる桃、タコの煮こごり、クラゲの酢の物などが並びます。酢味噌のレンコンは、シャキシャキ感にクジラ肉の甘さや油がちょうどいい感じ。タコはうま味がギュッと詰まっていました。
そして、またもや野崎さんとお醤油の話が!(笑)
お造りのときに出されたお醤油のほかに、野崎さんの出身地・福島で作られているというお醤油を。濃厚な紫色なのですが、まろやかなんですよ。お造りは、太刀魚や鮑などでしたが、福島のお醤油がとても合うんです。お醤油って一口に言ってもいろいろあって、おいしさも違う。こんなにもお魚の味を引き立てるとは…。
東と西ではお醤油の味が違う、という話をしつつ、西側の蔵元が作ったお醤油もなめさせてもらいましたが、すごくしょっぱい。へ〜と唸りっぱなしのわたしたち(笑) すると、突然「タケノコ」の小鉢が登場! 「タケノコ!?」と驚いていたら、鹿児島で夏に採れる夏筍というのがあるそう。最初はそのままで、ということで少しあぶられた筍をつまむと、あら、不思議、トウモロコシのような甘みがあるお味! 苦みもないし、春のタケノコとは全く違う味で、とてもおいしいです。カリカリ梅とお醤油を和えた特製タレにわさびを混ぜたものをつけながらいただくと、これまた酸味と甘みが調和して違う味わいになります。ほ〜。
さらに、アワビが続きます。焼きアワビは、アワビが見えないほど海苔が掛けられ、肝をのばしたタレといっしょに。お刺身はコリコリしていましたが、コチラはとても柔らかく、日本酒(月の桂・にごり酒)が進みますっ! アワビ好きとしては、も〜、満足ですよ。
お肉は、サッとあぶった程度の牛肉と茄子。葛寄せ(っていうの?)が乗っている一品。葛なので、すーっと口の中で溶けるのですが、お肉と茄子をいっしょに食べると、また口の中でとろけます。
最後にお食事は、定番の土鍋で炊いたご飯。今回は山椒とじゃこ。山椒は実のままなので香りもいいし、食べると清涼感ある辛さが広がります。ご飯はシャリシャリというのか、しっかり粒が立っているご飯で、お代わりもすんなりと(お漬け物もお代わりしてしまいました・笑)。
すっごく満足〜と浸っていたら、デザートにフルーツのゼリー寄せが。スイカ、メロン、梨などがゴロゴロっと入ったゼリーです。
←唯一撮った写真!
すっかり他のお客さまがいなくなり、最後においとましたのですが、お店ならではのお見送りは、野崎さんほか、板さん全員から。タクシーに乗ったのですが、車が動き出すと一斉に頭を下げてくださった姿は壮観でしたよ。ありがとうございますっ!!
また、最後までいようか、なんておもっちゃった(笑)
by matc_tomo
| 2008-08-15 20:54
| おいしい日々